セルロースから作った発光木材フィルム

2020.11.30 

セルロースから作った発光木材フィルムが、照明、センサー、ディスプレイで持続可能な素材として使われる可能性がある。そのような記事が、アメリカ化学会が発行する雑誌Chemical & Engineering Newsのウェブ版に10月20日に掲載されました。

まず木材フィルムは、石油化学系のバインダーを必要としません。ETH(チューリヒ工科大学)のグループが研究している木材フィルムでは、厚さ1 mmのバルサ材を亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナトリウムの溶液に連続して浸し、リグニンとヘミセルロースを除去します。続いてセレン化カドミウムのコアと硫化亜鉛のシェルでできたナノ粒子である、量子ドットの溶液に浸します。最後に、木材をプレスして乾燥させ、疎水性のヘキサデシルトリメトキシシランの保護層でコーティングします。こうして作られた木材フィルムは、紫外線にさらされると、使用する量子ドットのサイズに応じて、フィルムは赤または緑に光ります。

この発光フィルムは、今日の照明やディスプレイに使用されているガラスやプラスチックのより持続可能な代替品につながる可能性があります。また、発光性の建物のファサード、シーリングライトのパネル、さらには光る家具などに使うことができます。

詳しい内容は、Chemical & Engineering Newsのウェブサイトをご確認ください。

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