バクテリアナノセルロースを培養たんぱく質製造のための足場として供給

2021.1.4 

食肉用の家畜の飼育は、世界の温室効果ガス排出量の約18%を占め、農地の約70%を使用しており、森林と生物多様性を損なっているといわれています。これを受けて、植物原料や動物細胞を使った人工肉の製造と開発が進んでいます。持続可能性に焦点を当てたウェブサイトGreen Queenに11月30日付で掲載された記事によりますと、オーストラリア・パースを拠点とするベンチャー企業Cass Materialsは、バクテリアナノセルロース(BNC)を使った、培養たんぱく質を製造するための足場を開発したとのことです。従来は食肉処理場に残った動物の死骸を煮沸して得られるコラーゲンであるビーフゼラチンを使っていましたが、これを代替することができます。さまざまな細胞ベースの肉製品をその形状やサイズに合わせて製造でき、それ自体も味がないため、BNCを使った足場の使用に簡単に適応できます。ステーキなどの複雑な細胞構造を持つ動物の肉のカットを再現するには、筋肉から脂肪まで、さまざまな種類の細胞をサポートする3Dマトリックスが必要ですが、これにも対応可能とのことです。またBNC自体を食べることも可能で、生分解性もあります。

詳しい内容は、Green Queenの記事をご覧ください。

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