増粘制御性

増粘性と保形性、商品化例が多いナノセルロースの用途

ナノセルロースには、単位重量当たり多数の水酸基(-OH)があります。水中でナノセルロースが分散しているとき、ナノセルロースの濃度が一定値を超えると、ナノセルロースの水酸基と水酸基の間で水素結合が生じ、全体でゆるやかなネットワーク構造を作ります。さらにナノセルロースの濃度が高くなると、水素結合の量が増え、水溶液の粘度が高くなります。このように液体にナノセルロースを加えることで、液体の粘度を増すことができますが、この性質を増粘性といいます。また水分を多く含む食品などにナノセルロースを入れることで、ナノセルロースどうしのネットワーク構造で崩れるのを防ぐことができますが、この性質を保形性といいます。

なお、ナノセルロース以外にもセルロース繊維を微細加工した微結晶セルロース、粉末セルロース、セルロース繊維を化学修飾したカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースも増粘作用のある食品添加物として使われています。

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