木質廃棄物からバイオプラスチックを製造する新しい方法

2021.3.26 

木粉をDES(Deep Eutectic Solvent、深共晶溶媒)で分解することで、バイオマスベースのプラスチックを製造するというプロセスをYale大学とMaryland大学の研究チームが開発したことが、3月25日にYale大学のウェブサイトで公表されました。また数多くの科学技術情報サイトがこれを引用した記事を掲載しています。それによると、木粉をDESで分解すると、再生リグニンとセルロースマイクロファイバー(CMF)とセルロースナノファイバー(CNF)の間の繊維がナノスケールで絡み合い、さらに水素結合で結合することで、高い固形分と高い粘度を持ち、壊れることなく鋳造および圧延することができるプラスチックが得られたとのことです。きわめて簡単なプロセスで、十分な機械的強度を持つ材料です。しかもこのバイオプラスチックのシートは土壌中で2週間後に破砕し、3か月後に完全に劣化しました。さらに、このバイオプラスチックは機械的攪拌によってスラリーに分解できるため、DESを回収して再利用することもできるとのことです。 この研究は、Nature Sustainabilityに掲載されました。

詳しい内容はYale Universityのウェブサイトをご覧ください。

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