積層した紙をセルロースナノファイバーで接着した高強度複合材料

2021.2.19 

紙のシートをセルロースナノファイバー(CNF)のスラリーに浸し、浸したシートを重ね合わせて、加熱プレスで水を除去して高強度材料を作る。メイン大学では紙とCNF原料とした高強度複合ラミネートを開発し、特許を取得したことを2月18日に同大学のウェブサイトで発表しました。この素材はCellubound®と名付けられています。

この素材は完全に紙でできていること、CNFが含浸されているため丈夫で剛性があること、板状であることなどが特徴で、幅広い用途でプラスチックに取って代わる可能性があります。また生分解性があるほか、堆肥化が可能であり、製造に必要なエネルギーが比較的少なく、原料の紙はリサイクルすることができます。

この素材は多くのプラスチック製品の強度以上であることが示されています。紙は多孔質で、CNF粒子は小さいので、紙の細孔に入ることができます。次にそれらをプレスすると、表面で発生するのと同じ結合が、すべての単一層のコアでも発生します。CNFを紙にコーティングしてラミネートしても、これほどの強度は得られません。

特許番号はUSP10875284です。詳しい内容は、メイン大学のウェブサイトでご確認ください。

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