東北大学、セルロースナノファイバーで強化した蚕糸の創製に成功

2021.2.3 

蚕(かいこ)の餌を工夫し、植物ナノファイバーと蚕糸からなる環境に優しい複合糸の創製に、東北大学大学院環境科学研究科の成田史生教授らの研究グループが成功しました、東北大学が同日付のプレスリリースで発表したところによりますと、植物繊維をナノレベルに解繊したセルロースナノファイバー(CNF)を餌として蚕に与えることで、蚕糸の内部にCNFを一方向に配列させたものとのことです。この複合構造によって、蚕糸単独の場合よりも2倍以上の縦弾性係数が得られ、引張強さや比強度も同様に増大しました。また株式会社島津製作所の協力による顕微鏡観察で、強化メカニズムが明らかとなったとのことです。この蚕糸は、植物繊維と動物繊維を複合させた天然繊維で、環境に優しい複合材料(グリーンコンポジット)の強化材として期待されます。本研究の内容は、学術雑誌Materials & Designに2月1日付でオンライン掲載されているとのことです発表されました。

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