バクテリアナノセルロースの廃棄物から食品包装用フィルムを作成

2020.12.15 

バクテリアナノセルロース(BNC)は創傷被覆材の原料として使われています。サンパウロ州立大学の研究者は、廃棄されるBNCから、高強度で生分解性のある食品包装用フィルムを作成しました。

米国科学振興協会(AAAS)が運営する科学技術情報サイトEurek alert!に12月14日付で掲載された記事によりますと、このフィルムは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)と、工業的処理で残ったBNCの廃棄物から作られており、HPMCのみで作られたフィルムよりも優れているとのことです。これはHMPCマトリックスにBNCのナノ結晶を充填して、特性を改善したものです。BNCの廃棄物は硫酸で加水分解し、セルロースナノクリスタルにします。これを水で希釈したHPMCと混合することで、フィルム形成分散液にしているとのことです。さらに24〜48時間かけて溶媒を蒸発させ、HPMCのみのフィルムよりも高強度で、ガス透過性が低く、HPMCのフィルムとほぼ同じ透明度のフィルムが得られます。

詳しくは、Eurek alert!の記事をお読みください。

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