ナノセルロースで水中のマイクロプラスチックを捕獲する

2020.12.5 

ナノセルロースを使って水中のマイクロプラスチックを捕獲する研究が、フィンランドの国立研究機関VTTで行われています。科学技術の情報サイトInnovation News Networkに12月1日付で掲載された記事によりますと、この研究はFinn CERESフラッグシッププログラムの一環として、VTTのSuvi Arola上級研究員とTekla Tammelin教授が行っているものです。

ナノセルロースは親水性で、かつ表面積が大きいため、その表面に水を結合するのに非常に効率的です。この結合により、ナノセルロースネットワーク構造への水の吸収が引き起こされます。ナノセルロースネットワークは多孔質であるため、水の吸収により材料の空洞内に流れが生じます。この流れは毛細管現象といわれ、流れそのものは弱いですが、マイクロプラスチックとナノプラスチックをナノセルロースネットワークに輸送するのに十分な強さです。粒子がナノセルロース表面の近くにあれば、粒子を捕捉することができます。

現在、産業パートナーを探し、将来の商業化を促進するためのネットワークを構築することに重点を置いているということなので、まだ実用化の段階には達していないと考えられます。

詳細はInnovation News Networkの記事をご覧ください。

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