バクテリアナノセルロースから複雑な形状の3次元オブジェクトを製造

2020.11.11 

強力な撥水性の表面を使用して微生物の成長を導くことで、バクテリアナノセルロース(BNC)で複雑に設計された3次元オブジェクトを作成することに、フィンランドのアールト大学の研究チームが成功しました。アールト大学のニュースリリース(11月10日付)によりますと、3Dプリンティングで作成された繊維状の物体とは異なり、新しい技術では、人間の髪の毛の1000分の1の直径の繊維を、層を越えて、あらゆる方向に整列させ、さまざまな厚さと勾配を持たせることができます。これらの種類の物理的特性は、筋肉や脳に見られる特定の種類の組織の成長と再生におけるサポート材料とすることができるので、組織の再生をサポートしたり、損傷した臓器を置き換える足場として使用したりと、医療用途に使える可能性があります。またこの方法で製造した構造物は、外科医を訓練したり、in vitro試験の精度を向上させたりするための臓器のリアルモデルを作るためにも使用できます。さらにこの繊維は、人間の組織に接触したときに有害反応を引き起こしません。

詳細は、アールト大学のニュースリリースをご覧ください。

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