セルロースナノファイバーと芳香族ポリアミドのナノコンポジット膜で海水淡水化

2020.9.8 

信州大学COI拠点のホームページでの発表(9月7日付)によりますと、信州大学COIの研究チームによる論文、芳香族ポリアミドとセルロースナノファイバー(CNF)を用いたナノコンポジット海水淡水化膜が、英国王立化学会のNanoscale, 2020, Advance Articleに掲載されたとのことです。この研究において、CNFはナノスケールのビルディングブロックとして用いられています。芳香族ポリアミド(PA)は、海水淡水化などの水処理に、逆浸透(RO)膜として広く使われていますが、このPAにCNFを添加してナノ複合膜を調製し、RO膜として優れた性能を実現しました。さらにその機能を評価し、動作機構をコンピュータ化学で解明したそうです。このナノコンポジットRO膜は、通常のPA膜と比較して、耐塩素性、防汚性、透水性で優れた機能を発現します。特に、当開発膜は次世代の環境調和型海水淡水化膜、さらには浄水器や洗浄便座への応用で、より衛生的なライフスタイルの普及に広く貢献すると期待されるとのことです。

詳細は信州大学COI拠点のニュースをご覧ください。