大王製紙、セルロース濃度の高いセルロースナノファイバー複合樹脂を9月からサンプル提供

2020.8.23 

大王製紙株式会社は、セルロース濃度を55%にまで高めたセルロースナノファイバー複合樹脂の開発に成功し、9月よりサンプル提供を開始することを、8月20日付のプレスリリースで発表しました。

この複合樹脂に含まれているセルロースは、すべてCNF化されているのではなく、部分的にCNF化されているところが、他社の複合樹脂と異なります。またどの樹脂と複合化されているのかは、公表されていません。

同社では2018年11月より、セルロース濃度10%の複合樹脂ペレットのサンプル提供を行ってきましたが、今回発表されたものはセルロース濃度が55%と、大幅にアップしています。これにより、最終製品の適性に応じてセルロース濃度を調整することができ、樹脂材料設計の自由度を高められるようになりました。この製品をセルロース濃度10%に希釈した場合、弾性率が1.7倍になるので、結果として樹脂の使用量を25%減らすことができます。これは環境省の「プラスチック循環戦略」に掲げられている2030年ワンウェイプラスチック25%減に貢献できるとのことです。

詳しくは大王製紙のプレスリリースをご覧ください。

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