玄々化学工業、セルロースナノファイバーを木材用塗料に配合

2020.7.31 

木材用塗料メーカーの玄々化学工業株式会社は、セルロースナノファイバー(CNF)を塗料に配合させる技術を確立し、今後、市場展開を図るという情報が、株式会社コーティングメディアが運営するイベント・情報サイトCoating Media ONLINE に7月31日に掲載されました。

玄々化学工業は、森林総合研究所と共同で5年間実施した林野庁の補助事業で、国産スギから取れるCNFを下塗り剤(シーラー)に配合することで塗膜が安定化し、屋外での変色防止効果がみられることを見出しました。CNF配合の下塗り用塗料を塗装した場合、配合していない場合と比べて、木材の変色は少なくなり、耐水性や耐光性が向上します。なおCNF配合は多くないため、価格がネックになることはないそうです。

同社で12月には本社敷地内にCNF製造プラントを新設する予定で、酵素を併用したバッチ式の湿式粉砕で、1回50L、月産600Lの生産が可能になります。なおこの量は、塗料に換算すると1~2トン分になるそうです。

なお本研究を実施した林野庁の補助事業は、2020年3月に終了しています。

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