ナノセルロースをポリマーに添加する際の溶剤を減らす技術

2020.6.16 

アメリカのPerdue大学のResearch Foundation News(6月15日付)によると、同大学工学部のJeffrey Youngblood教授らは、ナノセルロースをポリマーに添加する際の溶剤の使用量を減らす技術を開発しました。これまでナノセルロースをポリマー中に分散させるためには溶剤を使う必要があり、新たなプロセスや装置を追加する必要がありました。開発された技術では、ポリマーの溶融処理中にナノセルロースを分散させる溶剤として、もともとポリマーに含まれる添加剤を使用します。すなわち可塑剤などのポリマー材料の添加物にナノセルロースを混合し、それをポリマーに配合します。これにより、ポリマーにナノセルロースを添加する際に新たな溶剤を使用する必要がなく、親水性ナノセルロースと疎水性ポリマーの均質な混合物を得ることができます。この技術は、自動車産業で使用されるナイロンや食品包装で使用されるポリ乳酸とエチレンビニルアルコールコポリマーなど、さまざまなポリマーに適用できるとのことです。

詳しくは同大学のウェブサイトをご覧ください。

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