中国科学技術大学がセルロースナノファイバー100%の構造材料を開発

2020.5.26 

中国科学技術大学(安徽省合肥市)のShuhong Yu教授のグループが、セルロースナノファイバー由来の超高強度構造材料を開発したことを、中国の新華社が配信しました。報道のもとになった論文を確認したところ、この材料はバクテリアナノセルロースのシートを表面処理したのち、1MPaでプレスし、さらに100MPa、80℃でホットプレスして作られており、サイズは320×220×27Dmmで、重量は2,560gでした。比重は1.35g/m3でセルロースの比重とほぼ同じです。これをセルロースナノファイバープレート(CNFP)と名付けており。高強度(198MPa)、高衝撃靭性(67kJ m-2)、低熱膨張(5×10-6 K-1)であることから、航空宇宙用の構造材料として用いることができると説明しています。CNFPはフライス盤で任意の形状に加工できます。またバクテリアナノセルロースのシートの表面処理の仕方で、強度特性の異なる材料を得ることができます。ただ論文ではバクテリアナノセルロースの市場価格が1円/kg以下と記載されていますが、一般的に知られている価格と乖離しているため、確認が必要です。なおAFP通信社も新華社の報道を受けて配信記事を出していますが、説明図は全く別のものが使われています。

詳しくは新華社のHPをご確認ください。

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